ロコ・ソラーレの試合を生観戦!日本カーリング選手権大会に注目!

平昌オリンピックで日本カーリング界初のメダル獲得、さらに「そだねー」で新語・流行語大賞をも獲得したロコ・ソラーレ。

平昌オリンピック後も、彼女たちはワールドカーリングツアー(以下、WCT)という世界大会に出場し、北米やヨーロッパ各地を飛び回っているため、ほとんど日本での試合には参加していません。

彼女たちの試合を生で観てみたい!もぐもぐタイムを観たい!そういった方が多いのではないでしょうか。

そんな彼女たちが出場する国内大会「第36回全農日本カーリング選手権大会」が2月11日より開催されます。

30年以上の歴史を持つ国内最大の大会

1984年から始まった日本カーリング選手権大会は、2019年で36回目を迎える国内で最も大きな大会です。

北海道、東北、関東、中部、西日本の各ブロック代表の他、前年度優勝、開催地推薦など男女各9チームが日本一を競いますが、出場枠は開催年によって変わります。

2019年出場枠(第36回)

<男子>前年度優勝:1 前年度準優勝:1 北海道:3 東北:1 関東:1 中部:1 西日本:1
<女子>オリンピック代表:1 前年度優勝:1 北海道:3 東北:1 関東:1 中部:1 西日本:1
※数字は枠数

2020年出場枠(第37回)

<男子・女子>前年度優勝:1 前年度準優勝:1 WCT最上位:1 北海道:1 東北:1 関東:1 中部:1 西日本:1 ワイルドカード:1
※数字は枠数

例えば、2019年の北海道ブロックは3チームだったのに対し、2020年は1チームに減ってしまいます。

こう見ると、北海道ブロックは極端に少なくなった様に感じますが、WCTに出場しているのは日本のTOPチーム、つまりそのチームはブロック代表戦に参加しなくてもよいことになるので、これまであと一歩のところで勝てなかったチームも日本カーリング選手権大会に出場できる可能性が高くなります。

さらに2020年の「ワイルドカード」は、とても良いシステムだと思います。

ワイルドカードはいわゆる敗者復活戦のようなもので、ブロック代表決定戦で2位になったチームにも日本カーリング選手権大会に出場できるチャンスが与えられるシステムです。

毎年出場枠が北海道3枠だったのに対し、東北、関東、中部、西日本は各1枠しかなかったことで平等ではないという意見も多くありましたが、このシステムにより、どのブロックにも平等にチャンスが与えられることになります。

ちなみにワイルドカードの出場枠1枠を決める大会は、日本カーリング選手権大会直前に大会開催場所にて行われます。

2019年は日本で唯一都市部にあるカーリング場

日本カーリング選手権大会は、毎年全国の主要カーリング場の持ち回りで開催されています。

2019年の会場は、全国の主要カーリング場の中で最も都市部にある、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムです。

〒062-0051 北海道札幌市豊平区月寒東1条9丁目1-1
TEL.011-853-4572
地下鉄東豊線「月寒中央駅」3番出口徒歩5分

都市部ということもあって、地下鉄が会場から徒歩5分のところにあるので、非常にアクセスがしやすい場所です。

但し、車で行かれる方は注意が必要です。

大会期間中は会場駐車場が使用できないため、近隣のコインパーキングを利用する必要があります。

大会は6日間に渡る長期決戦

2019年の第36回日本カーリング選手権大会は、下記日程で開催されます。

  • 2月11日(月) 公式練習・開会式 ※一般の方の入場不可
  • 2月12日(火)〜15(金) 予選リーグ
  • 2月16日(土) 予選リーグ・プレーオフ
  • 2月17日(日) 準決勝・決勝・表彰式・閉会式

予選は9チームによる総当り戦、そこから上位4チームによる決勝トーナメントを戦います。

決勝まで行くには最低10試合を戦うことになるため、選手たちは体力だけでなく精神力も重要になります。

優勝チームには世界大会への切符

日本カーリング選手権大会は、日本一を決める大会であるとともに、世界大会への出場権を得る大会でもあります。

今大会では、男子優勝チームは2019年3月30日から開催される世界男子カーリング選手権大会、女子優勝チームには2019年3月16日から開催される世界女子カーリング選手権大会への出場権が与えられるため、カーラーにとっては世界と戦うための最も重要な大会になります。

男女ともに全国の強豪チームが集結

2019年大会の注目は、やはりオリンピック代表枠で出場するロコ・ソラーレです。

オリンピックでのメダル獲得で、どうしてもロコ・ソラーレに注目が集まってしまいがちですが、日本カーリング選手権大会に出場するチームは、各ブロック予選を勝ち上がってきた強豪ばかりです。

特に男子のほうは、これまで平昌オリンピックに出場したSC軽井沢クラブの一強でしたが、解散したことにより力が分散され、各チームの力が拮抗した構図となっています。

しかも、基本一発勝負となるトーナメント(プレーオフ)では、技術や作戦、体力だけでなく、モチベーションや精神力が重要になり、各チームの状態によっては、番狂わせも十分ありえます。

今回出場する全チームがこちら。

男子出場チーム

札幌国際大学<前年度優勝>
岩井 真幸・青木 豪・宿谷 涼太郎・荻原 功暉
メンバーのうち3人が、2018年の日本選手権にチームIWAIとして出場し優勝。中でも青木 豪は、昨年の世界選手権でスーパーショットを連発し注目を浴びるなど、実力、経験ともに豊富な男子カーリング界の若きエース。

コンサドーレ<前年度準優勝>
松村 雄太・清水 徹郎・谷田 康真・阿部 晋也
4REALとして2018年の日本選手権に出場し優準勝。2018年8月にプロサッカーリーグJリーグ「北海道コンサドーレ札幌」のカーリングチームとしてリスタートし、その後、平昌オリンピックに出場したSC軽井沢クラブの清水徹郎が加入。阿部晋也は、トリノ・バンクーバー五輪女子日本代表の監督経験を持つ。

名寄協会<北海道ブロック優勝>
竹田 直将・板垣 努・ 藤井 恭介・長澤 秀高
ミックスダブルス(男女ペア)にて優勝経験を持つ竹田 直将率いる強豪チーム。

チーム松澤<北海道ブロック準優勝>
松澤 知憲・青山 豊・Petropavlovskiy Denis・芥川 佳祐
元チームIWAI所属の青山 豊、そして今大会唯一の外国人選手、ロシアのペトロパブロフスキー デニスが所属する異色チーム。

北見工業大学<北海道ブロック3位>
鹿野 大貴・ 石田 塁・木下 航希・高田 溪作
日本代表としてユニバーシアード出場経験を持つ鹿野 大貴率いる学生チーム。

チーム石村<東北ブロック優勝>
石村 潤恩・相馬 史弥・ 貝守 元太・石村 悠温
メンバー全員が青森の高校生で構成された、今大会の男子平均年齢最年少チーム。

チーム東京<関東ブロック優勝>
神田 順平・ 両角 公佑・岩本 晋也・橋本 祥太朗
平昌オリンピックに出場した元SC軽井沢クラブのメンバー両角 公佑が昨季途中から加入し、関東ブロック代表の切符を見事勝ち取る。

長野県CA<中部ブロック優勝>
松村 勇人・佐藤 塁・西澤 弦也・甲斐 周
スキップ松村 勇人の兄はコンサドーレの松村雄太、姉は中部電力の松村千秋というカーリングのDNAを持つ実力者。

京都CA<西日本ブロック優勝>
森田 靖大・安井 克明・柚木 広介・岡本 真治
西日本ブロック選手権にて、予選リーグから全勝で優勝。

女子出場チーム

LOCO SOLARE<平昌オリンピック代表>
藤澤 五月・吉田 知那美・鈴木 夕湖・吉田 夕梨花
平昌オリンピックメダリスト。チーム牽引してきた本橋 麻里は今季の休養を発表し、4人のみで新シーズンをスタート。カーリングワールドカップ2018 2ndレグにて優勝を飾る。

富士急<前年度優勝>
小穴 桃里・西室 淳子・石垣 真央・小谷 有理沙
日本カーリング選手権常連チーム。昨年、結成からチームを引っ張ってきた西室 淳子が妊娠のためバックアップに回っていたが、今季より復帰。

北海道銀行<北海道ブロック優勝>
吉村 紗也香・小野寺 佳歩・近江谷 杏菜・船山 弓枝
日本カーリング選手権常連チーム。昨年チームの柱だった小笠原歩が退団し、吉村 紗也香が新スキップに。海外遠征でも結果を残し、北海道ブロック選手権では予選リーグから全勝で優勝。

チーム札幌<北海道ブロック準優勝>
夏井坂 真由・井川 真里・古川 珠妃・佐藤 杏莉
日本代表としてユニバーシアード出場経験を持つ夏井坂 真由、井川 真里が率いる実力者揃いのチーム。

CP帯広<北海道ブロック3位>
後藤 亜季・川平 操子・伊藤 詩菜・新美 ひより
ミックス4(男子2人、女子2人の混合)にて日本選手権大会出場経験を持つ後藤 亜季率いる強豪チーム。

チームかわむら<東北ブロック優勝>
川村 和香羽・鈴木 香那子・三浦 遥香・藤原 心捺
メンバー全員が青森の高校生で構成された、今大会の女子平均年齢最年少チーム。

東京都協会<関東ブロック優勝>
工藤 楓・倉光 杏佳・菅原 舞雪・鈴木 彩希子
メンバー各々に日本ジュニアカーリング選手権や日本カーリング選手権など国内TOPを争う大会への出場経験があり、現チームでは日本代表としてユニバーシアードにも出場している。

中部電力<中部ブロック優勝>
北澤 育恵・松村 千秋・中嶋 星奈・石郷岡 葉純
過去5回の優勝経験を持つ日本カーリング選手権常連チーム。2018年12月に、平昌オリンピックに出場した元SC軽井沢クラブの両角友佑はがコーチに就任。

チーム京都<西日本ブロック優勝>
辻 美奈子・吉田 有希・安丸 真衣・後藤 彩乃
辻 美奈子と吉田 有希は、ミックスダブルス大会出場経験有り。特に辻 美奈子はシニアカーリングでも活躍し豊富な経験値を持つ。

観戦にはチケットの事前購入必須。TVやネットでも放送予定

観戦には予選、トーナメントともにチケットが必要になります。

シートと呼ばれるレーンの前は、選手や試合展開がよく見える席のため、ロコ・ソラーレの試合はすでに完売になっているものもありますが、隣のシートからでも十分に観戦することができます。

チケットはチケットぴあにて販売中です。
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1862192&rlsCd=001

試合は主に平日に行われるため、遠方や会社員の方は現地観戦することが難しいと思いますが、NHK BS1やYouTubeでも観戦することができます。

放送スケジュールはこちら。

NHK

日程放送時間チャンネルBS1放送カード
2月12日(火)16:00 – 18:5018:50以後102ch男子 長野県CA vs チーム東京
20:00 – 21:5021:50以後102ch女子 チーム京都 vs 中部電力
2月13日(水)16:00 – 18:5018:50以後102ch男子 名寄協会 vs コンサドーレ
20:00 – 21:5021:50以後102ch女子 富士急 vs LOCO SOLARE
2月14日(木)16:00 – 18:5018:50以後102ch男子 札幌国際大学 vs 名寄協会
20:00 – 21:5021:50以後102ch女子 北海道銀行 vs 富士急
2月15日(金)16:00 – 18:5018:50以後102ch男子 コンサドーレ vs 札幌国際大学
20:00 – 21:5021:50以後102ch女子 LOCO SOLARE vs 北海道銀行
2月16日(土)08:30 – 11:50男子 札幌国際大学 vs チーム東京
12:00 – 14:5014:50以後102ch女子 北海道銀行 vs 中部電力
18:00 – 20:4520:45以後102ch女子プレーオフ  予選1位 vs 2位
2月17日(日)09:00 – 11:5011:50以後102ch女子準決勝
14:00 – 16:4916:49以後102ch男子決勝
18:00 – 20:4520:50以後102ch女子決勝

YouTubeライブ

日程放送時間放送カード
2月12日(火)08:30 – 11:00男子 コンサドーレ vs チーム東京
12:20 – 14:50女子 LOCO SOLARE vs 中部電力
16:10 – 18:40男子 チーム石村 vs 京都CA
20:00 – 22:30女子 CP帯広 vs チーム札幌
2月13日(水)08:30 – 11:00男子 北見工業大学 vs 札幌国際大学
12:20 – 14:50女子 チームかわむら vs 北海道銀行
16:10 – 18:40男子 京都CA vs チーム松澤
20:00 – 22:30女子 チーム札幌 vs 東京都協会
2月14日(木)08:30 – 11:00男子 長野県CA vs コンサドーレ
12:20 – 14:50女子 チーム京都 vs LOCO SOLARE
16:10 – 18:40男子 チーム東京 vs 北見工業大学
20:00 – 22:30女子 中部電力 vs チームかわむら
2月15日(金)08:30 – 11:00男子 札幌国際大学 vs チーム石村
12:20 – 14:50女子 北海道銀行 vs CP帯広
16:10 – 18:40男子 チーム松澤 vs 名寄協会
20:00 – 22:30女子 東京都協会 vs 富士急
2月16日(土)08:30 – 11:00男子 名寄協会 vs 長野県CA
12:20 – 14:50女子 富士急 vs チーム京都
18:00 – 20:30プレーオフ
2月17日(日)09:00 – 11:30男子準決勝

大会公式チャンネルはこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=hdretSdlid0

まとめ

ロコ・ソラーレ人気と都市部での開催により、史上最も注目度の高い大会となっています。

今までカーリングに興味がなかった方たちが、試合というよりもロコ・ソラーレ見たさに行かれる方も多くいらっしゃると思いますが、個人的には、カーリングというマイナースポーツを一人でも多くの人に知ってもらえる良いきっかけになると思っています。

人気チームを応援するのも良いですが、自分のお気に入りのチームを見つけて応援すると、カーリング観戦がもっと楽しくなります。

強豪チームによる国内最高峰の戦い、間もなくスタートです。

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